玄関脇のハナミズキが開花しました。私の大好きな季節のおとずれです。
理由は、さくらの時期は「春爛漫」を感じる一方で「冬の名残リ」に驚くことも珍しくありませんが、ハナミズキの時期はむしろ夏の到来さえ予感する真に穏やかな季節だからです。
家のハナミズキが満開になると道行く人が「綺麗ねぇ!」「居ながらにしてお花見が出来るねぇ!」等とよく声をかけてくれます。
ハナミズキはその昔東京市長尾崎行雄氏がワシントンにさくらを送った返礼にアメリカから贈られたものだそうです。それで花言葉も「返礼」とか「私の思いを受けてください。」「華やかな恋」とか。艶やかな花びらを見ているとどの言葉も自然と納得してしまいます。
でも街路樹に取り入れられたり庭木に取り入れられたのは比較的新しいようで百年以上前の話までさかのぼるとは意外です。
パッチワークでもハナミズキをモチーフにしたものを時々見かけます。
開花にあわせて私も小さなピースをつないでミニタぺを作ってみることにしました。実際に手掛けてみると可愛い花ですが結構パーツが多く手間がかかります。
ハナミズキの花一輪、少し濃いめのピンクの艶やかな姿がとびっきりの春を演出してくれます。ミニタペストリーを飾るだけでお部屋がとっても華やかになりました。
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